(出典)イーグルス/呪われた夜 ジャケット
邦 題「呪われた夜」
原 題「One of These Nights」
原題意味「眠れぬ夜」
少し違う意味の邦題がつけられています。
ジャケットが「呪い」っぽいですし、表題曲の歌詞にも悪魔がどうとかという言葉がでてくることからこういう邦題にしたのでしょう。
また「眠れぬ夜」だともうひとつ迫力が無い感じもしますし。
(出典)イーグルス/呪われた夜 ジャケット
邦 題「呪われた夜」
原 題「One of These Nights」
原題意味「眠れぬ夜」
少し違う意味の邦題がつけられています。
ジャケットが「呪い」っぽいですし、表題曲の歌詞にも悪魔がどうとかという言葉がでてくることからこういう邦題にしたのでしょう。
また「眠れぬ夜」だともうひとつ迫力が無い感じもしますし。
(出典)カルチャー・クラブ/君は完璧さ シングル盤ジャケット
邦 題「君は完璧さ」
原 題「Do you really want to hurt me」
原題意味「本当に私を傷つけたいの?」
カルチャー・クラブの大ヒット曲。
原題完全無視の邦題。
歌詞の内容も失恋ソングで、特に「君は完璧!」と褒め称えているものでは全くないので内容も完全無視の邦題です。
(出典)ポリス/高校教師 シングル盤ジャケット
邦 題「高校教師」
原 題「Don’t stand so close to me」
原題意味「僕に近寄ったらマズイよ」
ポリスのヒット曲。
原題無視系の邦題ではありますが、
歌詞の内容が高校教師を歌ったものなので、完全無視というわけではありません。
また、「高校教師」というタイトルの方がなにかと青春エロスな妄想を掻き立てられますので、ナイスな邦題だと思います。
しかし、この曲の和訳をよく読んでみたところ、この高校教師は男でした。
てっきり年上のちょっとHな女高校教師の歌なのだと勘違いしていました。
邦 題「戦慄の貴公子」
原 題「Controversy」
原題意味「論争」
原題完全無視系の邦題という気もしますが、
「論争」→「戦う」→「戦慄」
という連想法で考えられたのかもしれません。
ただ意味は随分違ってしまっていると思います。
いずれにせよ、この時代にありがちな
華麗で大げさな邦題のひとつだと思います。
邦 題「苦悩の旋律」
原 題「Obscure Alternatives」
原題意味「曖昧な選択肢」
1978年発表のセカンドアルバム。
原題は完全に無視され、何やら暗い気分になる
邦題が付けられてしまっています。
(出典)サイモンとガーファンクル/明日に架ける橋
邦 題「明日に架ける橋」
原 題「Bridge over Troubled Water」
原題意味「荒れた川に架かる橋」
原題を踏襲したと思われる邦題ですが、
少々ニュアンスが違う気もします。
が、原題の直訳そのままではあまり詩的ではないので、なかなか素晴らしい邦題かもしれません。
邦 題「ランボー」
原 題「First Blood」
原題意味「先に手を出した者」
1982年公開の大ヒットしたアメリカ映画。
原題を完全無視した邦題が付けられています。
原題は直訳すると「一番目の血」となるのでしょうけど、
これはボクシング用語で「先に手を出した者」という意味だそうです。
しかし日本では「ランボー」という題名にして大正解でしたね。
言うまでもなく「乱暴」をイメージさせ、映画の内容も正にそんな感じですので。
(出典・映画「さらば青春の光」)
邦 題「さらば青春の光」
原 題「Quadrophenia」
原題意味「四重人格」
1979年公開のイギリス映画。
原題を完全無視した邦題が付けられています。
この映画見たこと無いのでこの邦題はいかがなものなのか
判断はつきませんが。
しかし「さらば」という言葉が70年代っぽいです。
(出典)ブルース・スプリングスティーン/明日なき暴走
邦 題「明日なき暴走」
原 題「Born to run」
原題意味「走るために生まれた」
一応、原題を踏襲したと思われる邦題ですが、
原題の意味や歌詞を鑑みると「明日なき」というのは少し
おかしいのいではないかと。
むしろ「明日に向かって」ということなのではないかと。
(出典)ヴァン・ヘイレン/戒厳令
邦 題「戒厳令」
原 題「Fair Warning」
原題意味「公正な警告」
原題を少しだけ意識しつつも
大げさな雰囲気の邦題が付けられてしまっています。
(出典 真昼の決闘)
邦 題「真昼の決闘」
原 題「High noon」
原題意味「正午」
1952年公開の有名なアメリカ映画。
原題をもとにして、ドラマティックな邦題が付けられています。
まぁ、確かに「正午」なんて邦題だったら、人気出なそうですね。
(出典 青い体験)
邦 題「青い体験」
原 題「Malizia」
原題意味「悪意」
1973年公開のイタリア映画。
原題とはあまり関係ない邦題が付けられています。
しかし、いかにも青春エロチック映画という感じがして
なかなか優れた邦題という気もします。
が、このポスターの絵柄で「悪意」という邦題でも、
なんかヤバそうなのでけっこう観る気が起きます。
(出典 課外授業)
邦 題「課外授業」
原 題「Lezioni private」
原題意味「個人教授」
1976年公開のエロティックな映画。
原題から少しだけ変えた邦題が付けられています。
すでに「個人教授」という映画が先にあったので、
変えざるをえなかったのでしょう。
(出典)シンディ・ローパー/ハイスクールはダンステリア
邦 題「ハイスクールはダンステリア」
原 題「Girls Just Want to Have Fun」
原題意味「とにかく女の子たちは楽しみたいの」
原題完全無視の邦題として有名な一作。
歌詞の中にも「ハイスクール」のことや「ダンス」のことは
出てこないのになぜかこういう邦題になってしまいました。
シンディ・ローパーがこの邦題の意味を聞いて
激怒したとか……。
そんなわけで現在、この邦題は使われなくなり、
日本盤CDでも「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」と
記載されているとのことです。
ただ、「ハイスクールはダンステリア」はウキウキ感のあるタイトルなので
そう悪いものでも無いようにも思います。
ちょっと購買意欲の沸くタイトルとでも言うか。
邦 題「俺たちに明日はない」
原 題「Bonnie and Clyde」
原題意味「ボニーとクライド」
原題は「噂の刑事トミーとマツ」や「刑事スタスキー&ハッチ」のような
2人の主人公の名前が題名になっているスタイルですね。
そんなわけで原題の意味を完全に無視しているとはいえ、
明らかに邦題の方がカッコイイですね。
邦 題「愛の嵐」
原 題「 THE NIGHT PORTER」
原題意味「夜の荷物運搬人」
1973年のイタリア映画。
原題完全無視系の邦題です。
「夜の荷物運搬人」というタイトルも悪くないと思うのですが。
「愛の嵐」だと何の映画なのかもう一つピンと来ませんし。
邦 題「危機」
原 題「close to the edge」
原題意味「がけの近くに」
つまり「崖っぷち」というような意味の原題でしょうか?
まぁそれは「危機」的状況と言えます。
原題を踏襲しつつもカッコ良く変えた
ナイスな邦題だと思います。